「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」本を読んだ。

気になっていたので、今日購入して読みました
本当に雑な内容なのですが、気になっている人が多いと思うので、本についてとか感想書きます

本の構成

中身は全部マンガです
基本的に1ページ横に4分割されています
なので30分ぐらいあればさくっと読めます

本の概要

読むまで知らなかったのですが、てっきり、レズ風俗に行った話がメインかと思っていました
けど、そうじゃなくて、なんでレズ風俗に行ったのかみたいな話が6割、レズ風俗の話2割、その後2割みたいな印象です

この本のよいところ

  • 本人のストレートな感情
  • 感情と合う適切な絵
  • 具体的な数値(摂食障害のときの体重とか、いつの話なのかとか)
  • 人に言えないようなことも赤裸々に書いたところ

とかがこの本の魅力だと思いました

感想

この本を読み終わったときに感じたことは「計り知れないぐらいつらかったとおもうけど、よくここまで自分を分析したな。すごい」って思った

読んでるとわかるけど、永田カビさん自身、本当につらくてつらくてつらくてたまらなかったと思うけど、レズ風俗に行くと決めた前後から多く変わったんだろうなあと思った
きっかけはレズ風俗なので、多くの人はなんだそれって思うんだろうけど、何がきっかけであれ、彼女が自分を見つめなおすきっかけがあってよかったねって心から思った

あと、過去の事実や昔からの感情とかも、惜しみなく書いていてくれて、なんというか読みやすかった
読みやすいというか、読み手側が彼女の気持ちに寄り添うことができるというかなんというか…
彼女が一生懸命、文字を綴ってイラストで描いてくれているから、彼女のことを考えながら読めたと思う
もちろん、わたしは彼女じゃないんだからわからないことだらけだけど、それでも彼女がすごく真摯に描いてくれたんだなって思う

彼女が感じた「よくわからないけどつらい気持ち」みたいなのを彼女なりに表現している
彼女とは違うタイプの「よくわからないけどつらい気持ち」は感じる人もいると思う
この本を読んで、共感をできる人は多い気がする。


永田カビさんの別の本が出たら、また買って読んでみたいと思う。