高専女子が東京のウェブ系会社にインターン参加したよ。
はじめに
はじめに
わたしの高専生活の中で凄く凄く大きなイベントになるであろうインターンについて書こうと思うんだけど、いろんな人が見るかもしれないとか勝手に考えてしまって、どうやって書こうかとずっと考えていた。思いのままに書き始めるととんでもない量になっていて、とんでもない長文記事になっていて、誰がこんなブログ読むんだって思って書き直しをとうとうこれで6回目。結局自分が書きたいことを書こうと決め、そこからは「ウェブはスピード感が大事」と受けたアドバイス通りさっと書いた。気持ちが良い。
インターン先
ピクシブ株式会社に10日間インターンシップに行って来ました。エンジニア、プランナー、デザイナーの3種類の人がいて普段関わらない人と関われたのはわたしの中で凄く大きいことだと思います。文系女子にはビビりまくっているわたしですが、みんな暖かく優しい人たちでインターン中本当に楽しく過ごせました。
ピクシブでしたこと
課題1 超最高に面白いアナログゲームを考える
最初の課題は、超最高に面白いアナログゲーム作りで初日の午後から始まり3日目の午後には発表をしました。日程的にエクストリームだし、ちゃんと考えられるのかわからないし、超最高に面白いゲームってなんだよと思いながらがんばりました。ウェッブの会社だからきっとPCと向かい続けるようなインターンになると思っていたので本当に予想外でした。チームで何度も話し合い、更にメンターさんからもたくさんアドバイスもらい、なんとかゲームはできました。
作ったゲームの発表資料はこちら。
他チームと違って戦略系のゲームだったのは特徴的かもしれません。あとは、ゲーム名はカッコイイのがつけたくてがんばってつけました。そのあとに技名まで名前をつけていくと、どんどん厨二感が出てきてダサかっこいい感じになりました。最高にクールでいけてる。
「このゲームは新しいタイプのボードゲームだ!わたしたちが作ったゲームはすげー面白いんだ!」という気持ちでわたしは喋り、2人には楽しんでゲームをプレイしている役者になってもらいました。声出しすぎました。とてもテンションが上がっていたと思うし、あんなにアドレナリン大量放出しながらのプレゼンは久しぶり(もしくは初めて)でした。超楽しかったです。
終わった感想
反省としては、「プレゼンを聞いて面白そうとは思ったけど、実際にプレイしないと本当の面白さが伝わらないよね」と言われました。メンターさんに言われていたことだったので、もっと別の方法でプレゼンをしたら伝わったのかな。3人でプレゼンというのもほぼしたことがなかったので、本当にこれが最適なプレゼンだったのかはわからないです。面白いゲームだ!と思って自信を持ってプレゼンしたけど、それを完全に伝えるのができなかったのが悔しいです。もっとプレゼンの見せ方を考えようと思います。けど、「面白いと思う。よくできてる」というコメントも頂けたので、3人で3日間がんばったんだなあと思いました。
課題2 何か作る
インターンに来る前から考えていたpixivの問題点を解決するモノをメンターさんに話したところ「それってデザインだし、いいUIできる?」という話になり断念しました。メンターさんと話しながら、自分が普段どのようにしてpixivを利用しているのかをもう一度見直してみました。ROM専のわたしはどんなものがあれば更にpixivを使うのか、もっとpixivと近い生活を送れるのかを考え、たくさん話し合った結果、本当に自分が欲しいものが見えてきました。今回はpixivにプラスαのモノを作ることに決定し、その後機能を大まかに決めたりその日までにコレはやろうと決めてから実装を始めました。
作りたいモノがはっきりしてるのですが、ここで何が起きるのかというとわたしが書いている言語が C, C++, C#, Ruby(授業でやった程度) ということでした。HTML, CSS, JSってなに('ω'*)というような次元の人だったので本当に苦労しました(メンターさんも心配していた)。メンターさんに聞いたり、隣のインターン生がJSとGitのプロで、隣の隣のインターン生が知識豊富な大学院生様だったので彼らにお世話になりながら、えっちらおっちら実装していきました。
作ったものはこちらです。
初めてGit使いました。Git使えなくて隣のインターン生にはお世話になりました(へこへこ)。使えてなかったけど、きちんとコマンドとか打てるようになったら便利なんだなあと思いました(隣のインターン生を見て)。
Web系女子になった感想
Webの良い点
- コンパイラがなくブラウザ上で動くこと
- わりとすぐに結果が目に見えるから楽しい
- 色んな既存のものを使いまわせる
Webの悪い点
- けどわたしはコンパイラが欲しかった
ここで初心者がJSを使ったときに起きた闇を話します。
- DOMの生成とかを知らずに書くと中身がないとか言われる
- ひとつの操作が終わるまでほかのところは動かないと思っていたのでよくわからないことになる
- Webは常に進化してることを知らないと、2年前のソースを参考にしちゃって動かないソースが出来上がる
- CSSがなぜか反映されない
- JSでメソッドチェーンの嵐が起きてとんでもないソースになる
まじめな感想
Web業界にいくとやっぱりWebのことをするのでWebアプリケーションを書いておいたほうがよい(当たり前)。ものすごく大変でした。メンターさん、インターン生、他の社員さんにすごくお世話になりました。本当にありがとうございます。けど、その分というかまあわからないからだけど、色んな人に聞きまくったおかげで沢山の人と関わることができました。プログラムだけじゃなくて、色んな話(Webの寿命が短いとかエディタとかパソコンの話とかとにかくたくさん)ができて凄く凄く楽しかったです。Webアプリケーションを作った経験なんてないし、ひとりで開発することなんてほとんどないし、7日間という短い期間で本当に大変だったけど、楽しくモノづくりができました!今回の経験で新しい技術の修得(というか触り部分)もできたし、モノ作りの楽しさをとても感じることができました。
総括
ピクシブにインターンシップ行けて本当によかった。インターン生のことを考えてくれていたプログラムだったと思います。
ゲーム制作では、アナログゲームという普段考えないことを考え考え考えまくって、常に頭フルパワーでした。会って数時間後にはガッツリ話し合いそのおかげで仲良くなることができたと思うし、他チームのゲームをプレイしたりしてもらったりみんなで協力して楽しかったです。他チームのゲームよりも!自分が何よりも面白いと思うゲームを!という気持ちで、3人でひとつになれた気がしました。このよりよいモノを求めるという気持ちは本当に大事だと思いました。
エンジニア課題では、メンターさんがひとりついてくれたのでわからないことや報告をしながら開発しました。不安しかなかったですが、周りの方に助けてもらいながら無事に開発ができとりあえずカタチにすることができました。短期間だったし、技術不足で大変だったけど、とにかく楽しく開発することができてもっともっといろんなモノが作りたいなと思いました。
学校の1日は長いと感じるのに、インターン中の10日間はあっという間に終わってしまいました。それぐらいインターンは濃く、大変で、忙しく、楽しい日だったんだと思います。インターン生同士で毎朝ごはんを食べて出勤して一緒にインターンをしたけど、もっと一緒にいたかったです。インターン生と仲良くなれてよかったです。あと、社員さんと一緒にごはんを食べたりお話をしたけど、もっともっと関わりたかったです。圧倒的に時間が足りない!と思ったけど、時間がないからこそいろんなことを敏感に感じられた気もします。あーーーーーけど、もっとインターンしたかった!とりあえず凄く楽しい日々でした。
そんなこんなで3500字も書いたけど百聞は一見にしかずなので、とりあえずみんな来年応募しましょう
現場からは以上です(*‘ω‘ *)
謝辞
ピクシブ株式会社のみなさま
すごくすごくいい経験になりました!進路のこともたくさん考えられましたし、自分自身もっと精神的にも技術的にも成長していこうと思いました。10日間本当にありがとうございました。遊びに行きたいと思っているのでその際はよろしくお願い致します!