卒業が決まりました。

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気づいたらあっという間に卒業らしいです。


3年生とか、4年生前半の感想

marin72.hatenablog.com

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4年生後半

体調について

体調は最悪と言っていいぐらいひどかった。 数年ぶりに風邪を引いたり、膀胱炎になってしまったりと何かと病気になっていた。 身体の調子も良くなければ、心的にも影響が出たりして、とにかくパフォーマンスが最悪だった。 学会や卒研ラストスパートといった大イベントの前後は、忙しさとストレスのせいでご飯があまり食べられなかったり寝られなかったりと、結構つらかった。 就職してからの目標は、心身共に体調管理をすること。

論文チャレンジ

大学院に進学せず、1年しか研究をしないけど一通り研究したいよねってこともあり、ボスのすすめで論文投稿にチャレンジした。 これまでにやった研究の内容(質・量)と、査読者が1人で良いという点からショートノートの区分で書いた。 ショートノートといいつつ、ファジィ学会は量がそこまで厳密じゃないから文量的にはほぼフルーペーパーのボリューム。 研究して半年の成果だし、リジェクトもありえるよなあとドキドキしていたけど、修正依頼が少しだけで追加実験もなく済んだ。 書くのは大変だったけど、たくさん添削をもらったので少しは論文っぽい文章を書くコツがわかったし、わたしの研究した内容が学会誌に載るのはすごく嬉しい! 学会誌の発行は大学卒業までには間に合わなかったけど、論文投稿にチャレンジができて本当に良かった。

対外発表

9月には初めての学会に参加したり、1月にも研究会に参加したりと、ボスが積極的に外で経験値を積ませてくれた。 けど、緊張してあまり良い発表ができなかったのが後悔。 いつもの発表はメインで言いたいことを決めて話すけど、学会とかの場だと言い方を気をつけないといけないから原稿ほぼ丸暗記という形になってしまった。 練習をするのはいいけど、原稿丸暗記に近いものはまだまだだめだなあと思った。 これから原稿丸暗記の発表をするわけではないけど、原稿丸暗記になるような発表場面が訪れたときのために、緊張せずに固くならずに発表できる力が必要。 ボスの前で自分の納得のいく発表ができなかったのはこの1年残念だった。

会終了後は、ボスが他の大学の先生とお話する機会を設けてくれて、お話ができたのはとってもいい機会だった。 特に、ボスの後輩にあたる他大の先生や、ボスの恩師からは、ボスの昔の話を聞けて楽しかった。 現地の学生さんとも話すことができて、地方の学生の就活話から研究の話を含め他愛のないおしゃべりもできた。 あまり大学には友だちがいないので、同年代の大学生(NOT 元高専生)ってこんなことを考えているのかーって話を聞くのは新鮮だった。 やっぱり1年間の中で対外発表に行くのは一番楽しかった!!

高知工科大学

高知工科大学

卒研発表

卒研発表では、ぐんにょりすることもあった。 自分の発表に反省も課題もたくさんある。 あまり時間配分がうまくいかなかったのと、質疑応答がへたくそだったので残念だった。 それにしても、発表時間7分のところは他にも大学でも見たことあるけど、質疑応答2分って短すぎませんかね。。。

質疑応答でぐんにょりしたのは、先生は先生の中の知識や常識は正しいという体で質問をしてくる。 もちろん先生の常識は正しいことがほとんどだけど、新しく更新されていない情報もある。 そういうときは本当につらくて、わたしの発表した内容と先生の常識が異なる場合、先生の質問は鋭く尖った刃物を振り回しながらわたしを攻撃してくるような空気で質問をしてくる。 「あなたわかってる?」みたいな感じの雰囲気。 つらいなあ。 ひどい場合だと勝手に先生が自己解決気味で話されてしまって(たぶん先生的にはアドバイスと言うか、コメントって感じなんだろう)こっちも弁解したいんだけどなーって思う。 ボスに伝えたら「伝える側(発表側)は言葉の表現を十分に気をつけるのと、限られた時間内で本当にこの内容を伝えるのか考えないと仕事でも大変だよ」ということだった。 わかるけどなー、なんだか先生は怖かった。 もう一生、卒研発表のような大学の先生の前で審査されるような機会なんて経験したくない。

卒論

卒論に関して言えば「おー!!そこそこ書いたなー!」って思っている。 実験や結果・考察に関しては論文投稿したものを持ってきたので、だいぶ書くのが楽だった。 今までぼやぼやとしか理解していなかった基礎の部分を勉強し直して、背景の話とか今後の展望ではこんなことをすればいいと思うとまとめることができた。 プログラム書いてるときも楽しいけど、自分の好きな勉強(授業ではなくという意味)をするのは楽しかった。 ボスの添削も神で、少なくとも他人に見せられるレベルの卒論になったので安心している。

研究室のXeon Phi先輩。イケメン


大学全体の感想

  • 電通大のJ科は授業の内容、課題の量、テストの難しさとかを考えたら比較的暇だった
    • 高専カンファできた。ずっとやりたかったことにチャレンジできてよかった
    • バイトできた。本でしか知らなかったアジャイル開発(スクラム開発)に参加できてよかった
  • 立地が悪くないので、就活は楽だった。7社受けたけど、授業休んでまで面接に行くって日はなく無事に就活できた(バイト先の協力も大きい)
  • 友だちができない。編入生と絡めればいいと割り切ればなんとかなる
    • 大学で友だちできないからこそ、kosen10s みたいなコミュニティでわいわいしてたのもある
  • 沖縄高専のICT委員会みたいな人は簡単にいない。だからこそこれからもずっと絡むと思う
  • 研究はやっぱりつらかった。研究は個人プレーという面が大きいので、もっと人と一緒に開発するほうが楽しいなあって思った
  • 高専出たばっかりの頃は今よりも考え方が子どもだったので、世の中全然知らなかった
    • 怖い大人を見かけることもあったので、社会勉強できた
    • もっとうまく世の中生きていけるように、これからも修行の日々
  • いろいろ大変だったけど、大学に行ってよかったなあ


これからの話

あと1ヶ月ちょっとしたら就職です。 社会に出ることがとっても怖くて、いろんな人にこわいこわいと言ってばかりです。 こわいこわいと言うだけではなく、少しずつお仕事ができるように成長していきたいです。

しばらくは慣れない生活になるので、ぐにょんとへたっていることもあると思うのですが、Twitter とかで嘆いていたらふぁぼとか飛ばしてくれるとMPが少し回復します。 HPも回復させてあげるぞって人は、ぜひご飯に連れて行ってください〜〜〜

目標だけ高くあれもやる・これもやるとすると、すぐに自分のキャパを超えてしまうので

  • 心身ともに体調良く過ごす
  • 本を読んだらどこが面白かったのか、どう感じたのかをメモする癖をつける

という2点は守った上でいろんな本を読んだりプログラミングをしつつ、最後の春休みを楽しく過ごそうと思います。

あーーー大学おわりーー!!!!2年間おつかれさまわたし!!

沖縄の海