FSS2016 参加記。

はじめて学会に参加しました
自分で気をつけたこともあるし,学会のいろはは全然知らなかったのでボスに教えてもらったことを含めメモと,あと感想を

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メモ

発表する会場のプロジェクターを知る

わたしは1日目3ターム目の発表でした
1ターム目に興味のあるセッションがわたしが発表する会場だったので,発表を聞きつつ発表スライドを見ておきました
わたしの発表部屋の特徴は,やたら明度が高かったです
おそらく青い色なんだろうけど,水色よりの色になっているなあという発表が多かったり,デフォルトの赤色が結構きつい色だなあという印象でした

発表直前にプロジェクターの動作確認は当たり前なのですが,発表資料の色に問題があったら修正するのは大変です
プロジェクターに繋ぐ前に,元の用意していたスライドをコピーして,明度を落とした色にしたスライドを用意しておきました
結果的に,3ターム目前のプロジェクター動作確認をした時に両方のスライドで確認をし,明度落としたver の方が見やすかったのでそれを使って発表しました
発表前はすごい緊張していたので,この作業を早い内にできてよかったです

マイクの持ち方

過去昔にあった高専の卒研でやらかしたので本当に気をつけました
他の人よりも大きな声でしゃべるので,マイクに気をつけないと本当にうるさくなってしまうのでとにかく「垂直に,胸辺りでもつ」みたいなのを考えていました
たまに熱が入ってしまってマイクへの意識が飛ぶので,スピーカーから流れる声がうるさいと思ったら意識的に下げる努力…をしたつもりです…
とりあえずひどすぎて聞こえないみたいなことにはならなかったと思うので,次も気をつけます

質問していただいた方にお礼を伝える

これはボスに言われたこと
学会前からボスには「発表を終わったあとの質疑応答とかアドバイスは大事」って言われていたのですが,改めて思います
質疑の中で,今まで気づいていなかった新たな気付きがあり,とても参考になりました
発表終了後,質問をしていただいた先生にお礼を伝えられてよかったなあと思います

発表が終わったら質疑応答をメモする

発表が終わったあと,完全に燃え尽きていたのですがちゃんとやっておけばよかったなあと思いました
わたしはホテルに帰宅してからまとめたので今度は気をつけようと思いました
もし会場に同じ研究室の人がいたら,簡単にメモを取ってといてもらってもいいかもしれないです


感想

今まで数十回とプレゼンをしてきたけど,こんなに緊張したことはなかったというぐらいには緊張した
プレゼン添削や発表指導をたくさん頂いたし,何十回と練習しても本番前ガチガチだった

いつものプレゼンと全然違った
いつもは言いたいことというのはなんとなく頭にあったらなんとなくで話していて,プレゼン中に意識しているのは,できれば楽しんで聴いてほしいなあ〜って思ってる
会場の雰囲気を伺いながらこの話し方はセーフ,これを言うとウケそうみたいなことを考えているので,今回みたいに原稿やプロトタイプを書くなんてあまりしない

ボスに発表指導を頂いた時に「"とても" とか "大変" とか使うのは気をつけてね」って言われた
そのときに,これはまじでやばいなあって思って原稿を書いた
原稿を覚えるぐらい練習したのか,練習してたら原稿を覚えていたのか微妙なところだけど,15分のプレゼンをあそこまでガチガチにかためることになると思わなかった

自分で点数をつけるとしたら,及第点ぐらいかなといったところ
ボスにもアナウンサーみたいだったねって言われてしまって,なんだかいつもの自分らしいプレゼンが失われてしまったなあと思った
たぶん聞いている側も,あの子緊張してるんだなと思われていたんだと思う
一応,練習した分はほぼほぼ出せたので,話が省略されすぎたってことはないと思う(原稿とスライドに不備があったらそれまでだけど)

スライド作りに関して言えば,今回発表した内容の論文を書いている作業中だったので,わりと書きたいことがすんなり出てきた
ここまでスライドに落としこむのが楽なのは久々
アウトラインを決めたあとから,内容に関しての大きな修正はなかった
スライド第一版を作った後にボスの前で話してみて,じゃあこのスライドだけ追加してって言われたぐらいで済んだのはよかった
ボスには,このスライドはこういうことをもっと全面的に出してとか,文章の表現に関して指導を受けたので,だいぶ勉強できた


次回の学会発表での目標

  • ちゃんと言いたいことを伝えられるようにする
  • 表現は気をつける
  • 余裕をもった,少しは自分らしいプレゼンをする

まずはあと1回,学会に出られるように後期も研究がんばる