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沖縄高専生が高専プロコン競技部門に挑戦したお話。

programing コンテスト

第24回高専プロコンに参加した。

4回目の高専プロコンで、今年も競技でした。今年は昨年画像処理をして負けたので絶対優勝してやると決意して、仲間と一緒に戦い続けた半年でした。結果は準決勝敗退で、昨年と同じ結果でした。いろんなところで「がんばって優勝するので応援してください」と言ったり、Twitterで前々から優勝宣言をしていたので恥ずかしいというよりも本当に悔しいです。受賞したチームの話を聞いて、沖縄高専はアプローチがよくなかったし、練習量も遥かに足りてないと感じました。けど悔しい。

わたしの担当。

今年の沖縄高専の競技部門はコーダー、サイコロ職人、サポーターがいて、旭川に飛んだのは6人だった。

わたしは昨年と同様リーダーを務めて、プログラム部分ではUIの担当をした。圧縮部分をにゃおちゃん、画像処理をgyが担当してくれたので今年はサイコロの目を見続けながら画像処理をする必要がなかった(圧縮・画像処理に関してはわたしは詳しくないので書きません)。

UIの知識もないしセンスもないので、何度か全書き直しをしたり、にゃおちゃんに指導を受けた。フォントが違うのは謎だし、ボタンの大きさが違うのは大会当日の変更で追加されたり消去されてたらこうなった。ひどい。最終的にはエンコード部分のTxgaTxga、デコード部分のRxsaRxsaのUIはこうなった。

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TxgaTxga
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RxsaRxsa

デスマだった。

去年も一昨年も毎年デスマしていたが、今年はもっとデスマだった。はじめてシステムを通したのが大会1周間前で、そこから色んなのが足りない、あの機能を実装しろとわんやかんやしていると、バグバグしたりUIがわかりづらくなったり本当にひどかった(主にRxsaRxsaが)。プロコン直前1週間の平均睡眠時間がだいたい3時間で、出発する前から先輩に凄く肌荒れを指摘される。ツライと楽しいを繰り返すBOTのようになっていた。デスマは良くない。

プロコン0日目。

沖縄ー羽田、羽田ー旭川の日本一遠い移動をする。旭川に着いたのは19時過ぎで旅館に着いた時にヘトヘトだった。旅館の目の前のジンギスカン屋さんへ行く。超超美味しかった。

http://instagram.com/p/fXdx65jtCn/初めてのジンギスカーン

 

ここからデスマが始まる(正しく言うと前から行われていたが)。1,2年生はサイコロを並べたり、サイコロを並べるのを手伝ったり、UIのテストを繰り返してもらう。わたしはサイコロ職人だったから並べる練習をしたかったのだが、結局ソースのデバッグだけで終わる。1時間半だけ寝る。 

 

プロコン1日目。

旅館の朝ごはんを食べれない。精神的に追われている。旅館の人のご厚意により会場まで送って頂いた。寝不足で寒い中歩きたくなかったので本当にありがたいです。会場に8時前に着くがまだ会場が開かなかったので本当に寒かった。会場に着いてひたすらデバッグ&テスト。開会式中にLAWSONへ行きおにぎりを買って食べる。

圧縮のバージョンが上がった時にg++が必要だったのにサーフェス(回答室のPC)に入ってないことに練習試合の直前に気づく。急いでバージョンを下げるアクシデントが起きる。結局練習試合ではRxsaRxsaが落ちまくる。画像取得がRxsaRxsaからできいようなひどい状態で(結局ブラウザから画像を落とした)まともに提出できなかった。

1回戦までの間にバグ取りが行われる。お昼ごはんも食べれない。画像取得するためのURLを間違えっていたというひどいバグだった。ちゃんとg++をインストールする。本来はわたしがサイコロ職人をする予定だったが、RxasRxsaが動くかわからなかったのでわたしが回答室側に行く。結果はだめだった。解凍ができなくて0文字だった。

1回戦終了後すぐにホテルへ帰る。今年も懇親会に出られない(4回中1回しかでたことない)。とりあえず3時間だけみんなで寝る。起きて1年生に仕事をふる。今日撮影された全高専の写真を見たら大・中のサイコロを使ってるところがほぼなかった。大だけのサイコロがいいんじゃないかという作戦がでる。とりあえずわたしのバグが取れないと話にならないのでひたすらバグ取り。

1回戦でなんで落ちたのかずっとデバッグをした結果、結局サイコロの置きミスが原因だった。UIのせいだと思ってたのでちょっとだけ安心した。けど絶対に落ちない安定版を作りたかったのでこの日も徹夜。1時間だけ睡眠をとる。

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夜なのか朝なのかわからないけどデスマしている様子

プロコン2日目。

この日はm教授に言われたので朝ごはんを食べる。ジンギスカン以来まともに食事をとっていなかったので本当に美味しかった。旅館の方に送ってもらい、会場入りをする。

徹夜してたくさんテストしたけど、敗者復活戦で動くのか本当に不安だった。敗者復活戦の結果は無事に動き、22文字送信の2位という記録で準決勝へ行く。本当に通ったときは嬉しかった。Twitterでも沢山の人におめでとうを言ってもらったり、惜しくも負けてしまった他高専の人に応援される。敗者復活戦1日目ほとんど人と絡めていなかったので、やっと他高専の人と絡めた。

準決勝では0文字という記録で敗退する。サイコロ職人の置きミスと撮影画像が暗すぎて人間ですら目が見えないレベルだったことが原因。サイコロの置きミスだなんてそもそもにありえないし、ライトチェックの時に一列全部ひきつめて確認をするべきだった。とにかく甘い。

終わった後に志積さんがお疲れ様と言ってくれた時、本当に泣きそうだった。けど一番悲しいのはにゃおちゃんやgyだし、わたしのせいとしか言えない。だけど悔しい。

反省点

システム全体を通すのが遅すぎた。1週間前に通して色々と問題点が見つかったのでそこから追加・修正を加えていったせいでこんなデスマになってしまった。もっともっと前からシステムを通すべきだった。これはわたしのマネジメントミス。

わたしたちはプログラムだけで解決しようとし過ぎて、あまり人間の力を考えていない面が強かった。だから他高専に比べてサイコロ職人の練習が足りなかった。今回はどう考えても人間の力が重要なのに(実際受賞したところは本当にサイコロを並べるのが早かった)甘く見すぎてる。これもわたしのマネジメントミス。

会場でサイコロ画像の確認をしたが、まだまだ甘かった。実際に端・真ん中などにもサイコロを置いて確認をしたが、パケット1つ分を敷き詰めて確認をするべきだった。特にわたしたちは大・中のサイコロを使うからそれをやるべきだった。久留米はそういう点では敷き詰め確認を念入りにしてて、そういう面が沖縄高専には足りないんだなとおもった。

もっとアプローチを考えるべきだった。大・中のサイコロを使わずに大のサイコロだけを使ったほうがよかったんだと思う。今回の大会ではあまり圧縮がメインじゃなく、圧縮よりも結局サイコロ職人の実力が大事なんだというところに気づくべきだった。もっと色んなパターンのアプローチをしていたらよかったんだ。これもわたしのマネジメントミス。

圧縮、画像処理はがんばっていたのにわたしがマネジメントもっとしっかりしてればよかったんだなと本当に反省してる。せっかくふたりが質の良い物を作ってくれたのにわたしのせいだなあと。これじゃ優勝どころか決勝に行けないのもわかる。しかも準決勝敗退理由が人間のミスだらけだし。本当に残念極まりない。

終わったあとに思ったこと。

わたしの半年間はプロコンを中心に世界が回っていた。他高専にどのくらい取り組んだか聞いたら、2ヶ月や6週間と言われたときは本当にわたしは何をしてたんだと思った。インターンもプロコンを中心に考えて決めたし、日程もふたりと合わせた。クラスメイトにもICT委員会の人にも沢山の人が応援してくれたのに、受賞を実現できることができなくて悔しい。

ビット系男子のにゃおちゃんが圧縮をがんばって書いてたし、gyは難しい大・中が含まれたサイコロの画像処理を一生懸命してくれた。あんなにがんばってくれたのに、結局受賞もできなくて本当にふたりには申し訳ないという気持ちでいっぱい。

1, 2年生も寝ずに辞書データを作ってくれたり、UIのバグ探しをしてくれたり、サイコロを並べるのをサポートしてくれた。死にそうなわたしたちの隣でがんばってくださいってたくさん応援してくれた。1, 2年生があんなにがんばってくれるんだからわたしもがんばらないとって何度も思った。

メンバーじゃないけど協力してくれたICT委員会の子もいる。サイコロの目からひたすら数字に変換してくれた子もいるし、圧縮部分においてできるだけ小さいオーダーになるようにアドバイスをくれた子もいる。

今年は本当にわたしのマネジメントが悪いなあって思っている。準決勝敗退後、本当にみんなに申し訳なかった。わたしの高専プロコン競技部門人生はこんな人間のミスで終わってしまったのかとおもった。

去年m教授が立てたICT委員会全体の目標が「来年、委員長を受賞させること」だった。部員全員がそれをいいよと言ってくれたし、競技部門ににゃおちゃんとgyもいたのに結局それは達成することができなかった。もー。悔しい。ただひたすらに悔しい。

悔しいって感情しかないけど、本番でシステムが動いてよかったとも思った。練習・1回戦ではシステムが動かず、このまま負けたらもう何も残らないし、それこそ2人を半年間ただ圧縮をさせてただ画像処理をさせただけになってしまうところだった。敗者復活戦で22文字を送って2位になった時、本当に安心したし単純に嬉しかった。この22文字という結果も沖縄高専の100%の力ではないけれど、ちゃんとにゃおちゃんに文字列を届けることができた。半年間やってきた意味があったと思った。

ロビーに戻った時、会場で見守ってくれていた競技メンバーが待っていてくれた。寝ずにUIのバグ発見や辞書作りをしてくれた1年生の子が、泣きそうな顔をしながら走って抱きついてきた時は、本当に本当に勝ててよかったと思った。叶わなかったけど、決勝に行ってもう一度みんなに笑って欲しかった。

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ロビーで後輩ちゃんとハグしている様子

 

結局、わたしの高専プロコン競技人生では受賞以前に、決勝にすら一度も行けなかった。今年はすごくすごくやったのに行けなかった。量じゃないのはわかるけど、やっぱり悔しい。一体このブログでなんど悔しいって単語を出したんだろう。

これからしようと思ってること

わたしは決勝に行けなかったので、後輩ちゃんに託します。わたしがやってよかったこと、やらなくて後悔したこと、他高専がやっていてよかったこと、たくさん知っているので全部教える。ぜひ受賞して欲しい。これがわたしにできることなんだと思う。

あとは、来年m教授の研究室に行って自由か課題部門に出てみたいなあとか考え始めた。競技は今年で最後って決めてたし(だからこそとても本気で取り組んでたと思う)そろそろ後輩に席を譲ろうかなあとも思っているからで、競技を捨てたわけじゃないです>< 競技部門に4年も挑戦できてよかったし、凄く楽しかった。特に3, 4年生では半年間ほんとにプロコンのことしか考えてないぐらいにプロコンのことでいっぱいだったし、プロコンを中心にした生活だったけど後悔なんてしてない。受賞ができればもっとよかったけど、半年間仲間と一緒にプログラミングすることは楽しかった。わたしは幸せものだと思う。

4年生始まってからの半年間はプロコンをしたので、後半の半年はひたすらに受験勉強します。電通大に行きたいという目標もできたので、プロコニストから受験生にジョブチェンジをしたいと思います。高専プロコンまでは嫌ってほどプログラム書くぞと決めていたけど、意外に嫌にならなかったので早く受験生終わってプログラム書きまくりたいです。

プロコン、凄く凄く楽しいのでぜひ色んな子に出て欲しい。特に競技に女の子が増えてほしいなヽ(。ゝω・)ノ-♡